観光振興委員会視察会

平成27年7月24日(金)、「観光振興委員会」(佐々木茂喜委員長)の主催による視察会「瀬戸内海クルーズ&シーサイドBBQ」が、広島湾を中心とした瀬戸内海と周防大島のサンシャインサザンセトにおいて実施された。前評判も高く、平日にもかかわらず集合場所のマリーナホップには、会員29名が集合した。佐々木委員長が「瀬戸内海の魅力を再発見してもらいたい」と挨拶。続いて、森信代表幹事が、観光振興委員会の活動にエールを贈った。

午前9時、全員がクルーズ船に乗り込みマリーナホップを出航。あまのじゃく伝説の島として知られる「津久根島」や、かつて海水浴場で栄えた「絵の島」沖を航行。
「宮島」の南方を抜けていくと、瀬戸内随一の大無人島の「大黒神島」や、「倉橋島」の桂浜。そして、広島県最南端で段々畑のある「鹿島」に出会う。このあたりに来ると、天気の良い日には四国の山々が見えてくる。

佐々木委員長の挨拶写真
船上より景色を眺める

二つの島が砂浜でつながる不思議な島や、無人島を購入してタレントが住むという話題の島が見えてくると、程なくシーサイドBBQの地「サンシャインサザンセト」に到着となる。シーサイドのパラソルの下で、新鮮な肉や海老に舌鼓を打ったあと、記念写真を撮ってしばしお買いものタイムと休憩。その後、再びクルーズ船に乗り込みスタート。

スナメリクジラの出没海域に入ると、ガイドさんから、「小魚のいる所にカモメが集まるので、カモメの集まる所にスナメリクジラもやってくる」と言った話を聞いている時、カモメと海に線を引くような動きを発見。なんと、珍しいスナメリクジラに遭遇する、という貴重な体験をすることができた。その後は、タレントが住むという島の近くを抜け、6つの島々が見事に並ぶ絶景の「続島」をみて、広島湾を目指した。
西の空が少しずつ赤味を帯び始める午後6時過ぎ、マリーナホップに到着し視察会は終わりを告げた。視察会に参加した会員にとって、定期航路では見ることのできない多島美を訪ねることで、瀬戸内海の魅力を再発見する貴重な一日となった。

記念写真