広島経済同友会は、昭和31年3月、日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発、親睦を図ることを目的として、当時の企業人有志が結集して誕生した集団であり、一貫してより良い経済社会の実現、国民生活の充実のための諸課題に率先して取り組んでいます。
本会の特色は、企業経営者が一企業や特定業種の利害を越えて自由な活動を行うところにあります。
会員ひとりひとりが、より広い視野と自由経済社会の担い手であるという自覚のもとに、日々変化する経済社会の諸問題について議論を深め、社会に訴えていくことも大変重要な活動です。
そのため、本会ではさまざまなテーマについて、調査・研究・討議を積極的に推し進めています。
その成果として生まれた提言は政策当局、産業界をはじめ、広く社会に対して影響を与えています。とりわけ地域の活性化には強い関心を寄せ、これまで数多くの提言を行ってきました。また、各地経済同友会とも緊密に連携し、交流を深めています。
広島経済同友会は常に自主性と独自性をもって、新しい時代に向けた活動を展開しています。
ものづくり委員会(宮脇克典委員長)は8月5日、今年度の第1回委員会を開き、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計28人が出席した。冒頭、宮脇委員長は「DXなど技術的な側面も大切だが、ものづくりとは、ものづくりをする人をいかに育てていくか、育つ企業風土をどう作っていくかが成功の鍵になる。委員会活動を通じてヒントが得られれば」と述べた。続いて委員会事務局が今年度の活動概要を説明。卓話では、NTT(株)研究開発マーケティング本部マーケティング部門グローバルマーケティング戦略担当部長の飯村栄彦氏が講師を務め、「NTTが取り組んだ2025年大阪・関西万博~30年後の未来に向けて~」をテーマに話した。
ダイバーシティー委員会(崔希美委員長)は7月31日、ハイブリッド形式で開かれ、香川基吉代表幹事をはじめ計26人が出席した。初めに、崔委員長が「多様な背景や経験を持つ人材が集い、それぞれの力を発揮できる環境を整えていくことが大切である。広島県がどういった取り組みをしているのかしっかり学びたい」とこの日の卓話の狙いを述べた。委員会が活動テーマに掲げる『障がい』『年齢・世代』『性別』『国籍』の4分野で、広島県がどのようなダイバーシティー推進の取り組みをしているのかなどについて、商工労働局労働政策課の平野恵子氏と佐藤嘉則氏、人的資本経営促進課女性活躍グループの山崎智氏、産業人材課の鍵本仁志氏がそれぞれ情報提供した。
令和8年度最初のまちづくり委員会が7月23日、オンライン形式で開かれ、香川基吉代表幹事をはじめ計66人が出席した。椋田昌夫委員長の挨拶に続き、委員会事務局から、今年3月に広島市の「ひろしまゲートパーク」で開催した「ひろしまド真ん中祭り」実施結果の報告があった。同友会の各支部をはじめ県内各地から43事業者の出展があり、来場者は3万6000人に上った。今年度は、ゲートパーク以外の場所で開催の検討を進めていく方針が示された。また令和4年度の提言書を土台とし、未来を見据えたまちづくりを進めるための提言を今年度中にまとめることも確認した。椋田委員長は「文化振興、観光振興委員会とも連携しながら具体的な行動を起こしていきたい」と述べた。
文化振興委員会(田中竜二委員長)は7月15日、今年度の第1回委員会をハイブリッド形式で開き、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計28人が出席した。初めに、田中委員長が「持続可能なまちを目指して50年後の未来へつなぐために、歴史的・文化的な価値を生かした賑わい、街づくりを視野に入れて活動したい。今年度も引き続き城と城下町をテーマに事業を行っていく」と挨拶した。卓話では、同委員会運営委員で己斐商事株式会社代表取締役の河野高信氏が「芸州藩主浅野家よもやま話」と題して話した。幕末から明治維新、新政府樹立の激動期における広島藩と藩主浅野家の動きを中心に紹介した。
今年度の夏季セミナーが7月10日、ホテルグランヴィア広島を会場にハイブリッド形式で開かれ、オンラインでの聴講を含めて約90人が出席した。冒頭、小田宏史代表幹事は「中国地方も梅雨明けとなり、本物の暑さがやってきた。やってくる猛暑への暑熱対策はもはや健康管理だけの問題ではない。事業継続や将来の成長も踏まえた時、大きな経営課題の一つになる。ウェルビーイングの一環でもあり、この夏はしっかり取り組んでほしい」と挨拶した。続いて、株式会社山崎本社代表取締役社長の林秀樹氏が「世界65カ国の旅と孫正義から教わった、これからの経営者として大切なこと」と題して講演。ソフトバンクで働いていた時、身近で接した孫正義氏の言動から学んだリーダーとしての心得などを紹介した。
7月の幹事会が2日、ハイブリッド形式で開かれ、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計94人が出席した。小田代表幹事は冒頭の挨拶で、開催中のサッカーワールドカップ北中米大会での日本代表の戦いぶりに触れ、「相手の変化を先取りしたり速やかに軌道修正したり次の一手を打ち続ける力が欠かせない。その判断と実行が勝敗を分ける点は経営にも通じる」と述べた。この後、三原など3支部と総務・交流部会、ものづくりなど5委員会から6月分の活動と7月以降の予定の報告があった。続く卓話では、創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の作者で、「ザ・ロイヤルファミリー」の原作でも知られる小説家の早見和真さんが「あえて実直に物語の話を」と題して話した。