広島経済同友会は、昭和31年3月、日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発、親睦を図ることを目的として、当時の企業人有志が結集して誕生した集団であり、一貫してより良い経済社会の実現、国民生活の充実のための諸課題に率先して取り組んでいます。
本会の特色は、企業経営者が一企業や特定業種の利害を越えて自由な活動を行うところにあります。
会員ひとりひとりが、より広い視野と自由経済社会の担い手であるという自覚のもとに、日々変化する経済社会の諸問題について議論を深め、社会に訴えていくことも大変重要な活動です。
そのため、本会ではさまざまなテーマについて、調査・研究・討議を積極的に推し進めています。
その成果として生まれた提言は政策当局、産業界をはじめ、広く社会に対して影響を与えています。とりわけ地域の活性化には強い関心を寄せ、これまで数多くの提言を行ってきました。また、各地経済同友会とも緊密に連携し、交流を深めています。
広島経済同友会は常に自主性と独自性をもって、新しい時代に向けた活動を展開しています。
交流部会(川妻利絵部会長)が9月11日に開かれ、香川基吉代表幹事をはじめ計20人が出席した。川妻部会長の挨拶に続いて、「備後都市懇話会」(10月13日・尾道市)や「西日本経済同友会会員合同懇談会」(10月16日・奈良市)などこれから予定されている担当行事や交流行事を共有した。その中で、交流部会がホスト役を務めて9月25日に広島市南区のアーバンサイクルパークス広島で開催する「オール広島支部交流会」については事務局から開催概要などの説明があり、スケジュールや広島駅からの受け入れ手順、施設内での役割分担などを確認した。「支部の方々にしっかり楽しんでもらえるよう準備を進めたい」と話した。
文化振興委員会(田中竜二委員長)が9月9日に開かれ、香川基吉代表幹事をはじめ計33人が出席した。田中委員長の挨拶に続いて卓話があり、城郭ライター・編集者の萩原さちこ氏が「これからの城の〈活用〉と〈継承〉」をテーマに話した。萩原氏は、各地の城を訪れる人が増加し、インバウンドを含めて「城」ブームが続いていると指摘。一目で分かる天守閣だけでなく、建物の残っていない山城や土塁、石垣などの遺構にもファン層が広がり、城の楽しみ方が多様化しているという。これからの課題として「使い捨ての観光資源としてではなく、城を切り口に地域をよく知ってもらう工夫に取り組みたい」と述べた。
9月の幹事会が3日、ハイブリッド形式で開かれ、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計74人が出席した。冒頭の挨拶で、小田代表幹事は各地で相次ぐ豪雨災害に言及し、「事業継続計画が有事に機能するよう見直しも必要だ。事業を支えるつながりを把握し、優先業務と代替手段を定めて実効性を確認しておく。現場の頑張りではなく、仕組みで備えなければならない」と訴えた。続いて呉、広島中央支部と2部会・3委員会から7・8月の活動と9月以降の予定の報告があった。また会員異動と紙資料の電子データ化・文書管理システムの導入についても承認した。卓話では、一般社団法人キッズダム代表理事の青木俊介氏が「子どもと企業がつくる地域の未来」をテーマに話した。
観光振興委員会(福谷伸爾委員長)が8月31日、ハイブリッド形式で開かれ、香川基吉代表幹事をはじめ計56人が出席した。福谷委員長の挨拶に続いて、委員会事務局から7、8月に安芸太田町と庄原市で実施したエコツーリズムのヒアリング調査結果の概要について報告があった。それぞれの地域を訪問し、実際にエコツーリズムに取り組んでいる団体などから具体的な活動や現状を聞き取った。今回の調査で得た共通の論点や課題を整理し、今年度中に取りまとめる提言に反映させる考え。続く卓話では、文教大学国際学部教授の海津ゆりえ氏が「地域の価値を未来につなぐエコツーリズム-広島の里山・里海を活かした持続可能な観光地域づくりに向けて-」をテーマに話した。
総務部会(小川裕子部会長)が8月27日に開催され、13人が出席した。冒頭、小川部会長は6月25日付の異動で8年ぶりの呉市勤務となったことを報告し、「任期途中の部会長交替となり、残念でならない。呉はいま高齢化と人口減少という日本の縮図の一歩先行く地域といえるが、潜在的なポテンシャルはある。立場は変わるが、呉の街から同友会活動を盛り上げていきたい」と挨拶した。部会長などの交替は9月幹事会で正式に認められる見通し。続いて事務局から7・8月の活動状況と9月以降の予定、会員異動状況の報告があった。また事務局にある紙資料の電子データ化と文書管理システムの導入の経緯なども説明された。
令和8年度の備北都市懇話会が8月25日、三次市で開かれた。備北支部の担当で、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ約100人の会員が県内各支部から集った。参加者らは、三次市十日市親水公園に集合し、広島県の無形民俗文化財に指定されている「三次の鵜飼」を見学した。2グループに分かれて交代で3艘の屋形船に乗り込み、観光鵜飼が行われる馬洗川の流れを船上で体感。もう一方のグループは、「三次鵜匠会」の日坂文吾会長から、450年にわたって受け継がれてきた伝統漁法の歴史や、連れてきた3羽の鵜を身近で見ながら生態について説明を受けた。見学後、一行は三次ワイナリーに会場を移して懇親会を開催。地元産のアユや広島牛、ワインなどを堪能しながら歓談した。