広島経済同友会は、昭和31年3月、日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発、親睦を図ることを目的として、当時の企業人有志が結集して誕生した集団であり、一貫してより良い経済社会の実現、国民生活の充実のための諸課題に率先して取り組んでいます。
本会の特色は、企業経営者が一企業や特定業種の利害を越えて自由な活動を行うところにあります。
会員ひとりひとりが、より広い視野と自由経済社会の担い手であるという自覚のもとに、日々変化する経済社会の諸問題について議論を深め、社会に訴えていくことも大変重要な活動です。
そのため、本会ではさまざまなテーマについて、調査・研究・討議を積極的に推し進めています。
その成果として生まれた提言は政策当局、産業界をはじめ、広く社会に対して影響を与えています。とりわけ地域の活性化には強い関心を寄せ、これまで数多くの提言を行ってきました。また、各地経済同友会とも緊密に連携し、交流を深めています。
広島経済同友会は常に自主性と独自性をもって、新しい時代に向けた活動を展開しています。
ものづくり委員会(宮脇克典委員長)は6月17日、広島のものづくりのレベル向上などを狙って実施している実践活動の合同開講式をウェブ会議形式で開いた。今年度は「現場マネジメント実践塾」「デジタルものづくり塾」「現場デジタル活用実践塾」の3講座に15コースが設定され、43社から60人が受講する。それぞれの講座では、来春まで、先端技術に詳しい講師やアドバイザーたちから対面、オンラインで指導を受け、新技術の習得や自社の業務課題の改善・解決などに取り組む。宮脇委員長は挨拶で、「広島のものづくりネットワークを構築するために立ち上げて今年で10年目を迎える。皆さんの意見や提案を受け入れながら、ものづくりやひとづくりの発展を目指して活動していく」と述べた。
今年度第1回となる交流部会(川妻利絵部会長)が6月12日、広島市南区の「豆匠広島本店」で開かれ、20人が出席した。川妻部会長は冒頭、「昨年は、広島がホスト役を務める交流行事が重なり忙しい1年だったが、今年度も引き続き、会員間の親睦・交流企画や、県内各支部や他地区団体との交流事業などに取り組んでいきたい」と述べた。引き続き、事務局から年間を通じた事業計画や交流部会がかかわる主要行事の概要についての説明があった。その中の一つである「オール広島支部交流会」については、今年度は9月下旬に旧広島競輪場をリニューアルした「アーバンサイクルパークス広島」を会場に開催する方針を確認した。今後、移動手段を含めた運営方法の詳細などについて検討していくこととした。
今年度第1回となる6月の幹事会が4日、ハイブリッド形式で開かれ、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計86人が出席した。冒頭の挨拶で、小田代表幹事は中東情勢の緊張に伴う石油化学製品の調達不安に触れ、「危機は企業経営にとって厳しいものになるが、これまで当然と思っていた仕様や慣例、自社の体質などを見つめ直す契機にしたい」と述べた。続いて尾道、呉、備北の各支部から4・5月の活動と6月以降の予定の報告があった。また、新入会9名、交替40名、退会1名の会員異動を承認した。卓話もあり、広島県公立大学法人叡啓大学産官学連携・研究推進センターの定金基教授が「叡啓大学の産官学連携による価値創造事例」と題して話した。
令和8年度最初の総務部会(小川裕子部会長)が5月28日、ハイブリッド形式で開かれ、計13人が出席した。小川部会長は冒頭の挨拶で、「住んでいると気づかないが、広島は夜の観光コンテンツが少なく、夜の回遊性も弱いという。結果として観光客らの滞在時間が短くなり消費額も伸び悩む。広島経済同友会には県外から来られた会員も多い。多くの視点や気づきを共有し、活動を支えてもらいたい」と述べた。この後、4・5月の活動と6月以降の予定や会員異動の報告があった。広島商工会議所ビルの立て替えに伴う事務局の移転についても基本的な方向性について説明があった。
令和8年度定時総会が4月23日開かれ、ANAクラウンプラザホテル広島の会場とウェブ参加、委任状を合わせて計556名が出席した。小田代表幹事が開会挨拶に続いて議長を務め、令和7年度の事業報告と収支決算を承認。「持続可能な都市(まち)を目指して~50年後の未来へつなぐ」とするスローガンや基本方針を前年度から踏襲する今年度の事業計画と収支予算をそれぞれ承認した。また今年度の新たな役員についても原案通りに選任した。議案審議の終了後、特別講演があり、お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢修一氏が「マシンガンズ滝沢と考えるごみ問題」と題して話した。
令和7年度最後の4月の幹事会が2日、ハイブリッド形式で開かれ、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計76人が出席した。小田代表幹事は冒頭、「インバウンド需要や地域のにぎわいの回復は、観光、飲食、小売りなど幅広い分野に波及している。戻ってきた人の流れを一過性で終わらせず、地域の消費や投資、広島の魅力向上につなげていきたい」と挨拶した。三原など3支部と観光振興など4委員会から3月までの活動と4月以降の予定の報告があった後、会員異動と7年度収支決算・8年度収支予算(案)をいずれも承認した。卓話では、ヴィクトワール広島株式会社代表取締役の中山卓士氏が「プロ自転車チーム新拠点の挑戦」をテーマに話した。