広島経済同友会は、昭和31年3月、日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発、親睦を図ることを目的として、当時の企業人有志が結集して誕生した集団であり、一貫してより良い経済社会の実現、国民生活の充実のための諸課題に率先して取り組んでいます。
本会の特色は、企業経営者が一企業や特定業種の利害を越えて自由な活動を行うところにあります。
会員ひとりひとりが、より広い視野と自由経済社会の担い手であるという自覚のもとに、日々変化する経済社会の諸問題について議論を深め、社会に訴えていくことも大変重要な活動です。
そのため、本会ではさまざまなテーマについて、調査・研究・討議を積極的に推し進めています。
その成果として生まれた提言は政策当局、産業界をはじめ、広く社会に対して影響を与えています。とりわけ地域の活性化には強い関心を寄せ、これまで数多くの提言を行ってきました。また、各地経済同友会とも緊密に連携し、交流を深めています。
広島経済同友会は常に自主性と独自性をもって、新しい時代に向けた活動を展開しています。
令和8年度最初のまちづくり委員会が7月23日、オンライン形式で開かれ、香川基吉代表幹事をはじめ計66人が出席した。椋田昌夫委員長の挨拶に続き、委員会事務局から、今年3月に広島市の「ひろしまゲートパーク」で開催した「ひろしまド真ん中祭り」実施結果の報告があった。同友会の各支部をはじめ県内各地から43事業者の出展があり、来場者は3万6000人に上った。今年度は、ゲートパーク以外の場所で開催の検討を進めていく方針が示された。また令和4年度の提言書を土台とし、未来を見据えたまちづくりを進めるための提言を今年度中にまとめることも確認した。椋田委員長は「文化振興、観光振興委員会とも連携しながら具体的な行動を起こしていきたい」と述べた。
文化振興委員会(田中竜二委員長)は7月15日、今年度の第1回委員会をハイブリッド形式で開き、小田宏史、香川基吉両代表幹事をはじめ計28人が出席した。初めに、田中委員長が「持続可能なまちを目指して50年後の未来へつなぐために、歴史的・文化的な価値を生かした賑わい、街づくりを視野に入れて活動したい。今年度も引き続き城と城下町をテーマに事業を行っていく」と挨拶した。卓話では、同委員会運営委員で己斐商事株式会社代表取締役の河野高信氏が「芸州藩主浅野家よもやま話」と題して話した。幕末から明治維新、新政府樹立の激動期における広島藩と藩主浅野家の動きを中心に紹介した。
今年度の夏季セミナーが7月10日、ホテルグランヴィア広島を会場にハイブリッド形式で開かれ、オンラインでの聴講を含めて約90人が出席した。冒頭、小田宏史代表幹事は「中国地方も梅雨明けとなり、本物の暑さがやってきた。やってくる猛暑への暑熱対策はもはや健康管理だけの問題ではない。事業継続や将来の成長も踏まえた時、大きな経営課題の一つになる。ウェルビーイングの一環でもあり、この夏はしっかり取り組んでほしい」と挨拶した。続いて、株式会社山崎本社代表取締役社長の林秀樹氏が「世界65カ国の旅と孫正義から教わった、これからの経営者として大切なこと」と題して講演。ソフトバンクで働いていた時、身近で接した孫正義氏の言動から学んだリーダーとしての心得などを紹介した。
総務部会(小川裕子部会長)が6月25日、ハイブリッド形式で開かれ、計14人が出席した。小川部会長は冒頭の挨拶で、6月12日に開幕したサッカー北中米ワールドカップに言及し、「4年に1回のスポーツの祭典なのでしっかり楽しみたい。日本も確実に1次リーグを突破し、決勝トーナメントに進んでほしいと願っている」と述べた。この後、谷口康雄事務局長から、6月分の活動と7月以降の行事予定に加え、会員異動などの報告があった。また広島商工会議所ビルの立て替えに伴う事務局の移転や、それに合わせて実施を予定している事務局効率化(ペーパーレス化)について、基本的な考え方や方針の説明があった。
今年度の夏季例会は6月22、23の両日、広島市西区の上田流和風堂で2班に分かれて開催された。1日目は小田宏史代表幹事ら19人、2日目は香川基吉代表幹事ら19人が参加した。風情ある佇まいの中、浅野氏に伴い、創始者の上田宗箇が広島入りして以来400年余りにわたって広島の地に息づく武家茶道の世界を堪能した。両日とも初めに「敬慎斎」の間で、上田宗冏宗匠から「武士の茶」の歴史や茶風、現代に息づく伝統に加え、茶室の展開や和風堂建造の経緯などについて講話を聴いた。参加者らは続いて数人ずつ「遠鐘」の茶室に入って設えなどの伝統に触れ、「鎖之間(建渓)」での茶席に臨んだ。その後は、庭園を見学しながら廊橋を通って書院屋敷の広間に移り、季節の彩り豊かな点心を味わった。
観光振興委員会(福谷伸爾委員長)は6月19日、今年度第1回の委員会をハイブリッド形式で開き、小田宏史代表幹事をはじめ計48人が出席した。福谷委員長が挨拶に続いて、今年度の事業計画「広島県における観光振興を通じた地域活性化と持続可能性向上に資する取り組みとして、広島の魅力を生かした多様なエコツーリズムの推進」に沿って活動していく方針を改めて強調した。先進地視察などを実施し、提言作成に向けた知見の実践的な知見の蓄積を図る考えも示した。卓話では、観光庁観光地域振興府観光資源課の矢吹周平氏が「観光資源の磨き上げに向けて~エコツーリズムを活用した地域一体となった持続可能な観光地域づくりの推進」と題して話した。