







広島経済同友会は、昭和31年3月、日本経済の進歩と安定、会員相互の啓発、親睦を図ることを目的として、当時の企業人有志が結集して誕生した集団であり、一貫してより良い経済社会の実現、国民生活の充実のための諸課題に率先して取り組んでいます。
本会の特色は、企業経営者が一企業や特定業種の利害を越えて自由な活動を行うところにあります。
会員ひとりひとりが、より広い視野と自由経済社会の担い手であるという自覚のもとに、日々変化する経済社会の諸問題について議論を深め、社会に訴えていくことも大変重要な活動です。
そのため、本会ではさまざまなテーマについて、調査・研究・討議を積極的に推し進めています。
その成果として生まれた提言は政策当局、産業界をはじめ、広く社会に対して影響を与えています。とりわけ地域の活性化には強い関心を寄せ、これまで数多くの提言を行ってきました。また、各地経済同友会とも緊密に連携し、交流を深めています。
広島経済同友会は常に自主性と独自性をもって、新しい時代に向けた活動を展開しています。
今年度第1回となる6月の幹事会が1日、ハイブリッド形式で開かれ、武田龍雄、小田宏史両代表幹事をはじめ計95人が出席した。武田代表幹事は「皆さんとしっかり交流を深め、連携して活動を進めていきたい」と抱負を述べた。その上で、G7広島サミットに伴う経済効果の最大化や、新型コロナウイルスとの今後の共生策への期待を示した。この後、各支部・部会・委員会から4・5月の活動と6月以降の予定の報告があり、次いで、新入会3名、交替36名、退会3名の会員異動を承認した。卓話では、信金中央金庫地域・中小企業研究所の鉢嶺実主任研究員が「環境激変に挑む中小企業の危機対応とその事例」のテーマで話した。
令和5年度第1回の総務部会が5月25日、ハイブリッド形式で開かれ、計14人が出席した。初めに岡本直樹・新部会長が挨拶し、新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行や広島サミットに触れ、今後の国内外からの広島県への来訪者増に期待を示した。また「令和8年3月の当会70周年に向けて各種行事が控えている」とし、「各支部・部会・委員会、会員間の連携強化に向けて、総務部会の役割はますます重要になる。皆さんのご協力をよろしくお願いします」と述べた。続いて事務局から4、5月の活動と6月以降の予定、会員異動状況の報告があった。この後、総務部会が担当する夏季例会、夏季セミナーなど今年度の行事予定などを確認した。
令和5年度定時総会が4月20日開かれ、ANAクラウンプラザホテル広島の会場出席とウェブ参加を合わせて200人が出席した。田村興造代表幹事が議長を務め、4年度事業報告と収支決算を承認。「広島を“いかそう”~新時代への適応と持続的な発展を目指して~」をスローガンとする5年度事業計画と収支予算、そして新たな役員体制を承認した。田村代表幹事が退任して特別幹事となり、新たに小田宏史氏が代表幹事に就任、武田龍雄代表幹事との「武田・小田体制」が始動した。議案審議の後、特別講演があり、(株)第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏が「日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか」のテーマで話した。
第35回全国経済同友会セミナーが4月13、14の両日、長崎市で開かれ、広島からの42人を含め計約1,100人が集った。新型コロナウイルス禍の影響で、一堂に会しての開催は4年ぶり。「経済人として安全保障にどう向き合うか」をテーマに三つのパネル討論が行われた。第2セッションの「サプライチェーンにおける経済安全保障」では、パネリストの一人として当会の田村興造代表幹事が登壇し、安定操業へLNG国家備蓄などの検討の必要性を述べた。また、(株)ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの髙田旭人氏による特別講演「民間主導の地域創生モデルについて~長崎スタジアムシティプロジェクトにかける想い~」があった。
令和4年度最後となる4月の幹事会が6日、ハイブリッド形式で開かれ、田村興造、武田龍雄両代表幹事をはじめ計92人が出席した。田村代表幹事は挨拶で、5月のG7広島サミットへの協力などに触れた後、筆頭代表幹事としての2年間を振り返り、多くの支援に感謝を述べた。各支部・部会・委員会から3月の活動と4月以降の予定の報告があり、新入会3名、交替17名、退会13名の会員異動を承認した。また、新任の常任幹事・幹事候補者、4年度収支決算と5年度収支予算(案)を承認し、定時総会に上程する。続く卓話は、広島工業大学教授の濱﨑利彦氏が「DXに踏み出せるか,その一歩が大きな差に」と題して話した。
令和4年度最後の総務部会(沖田康孝部会長)が3月30日、ハイブリッド形式で開かれ、計10人が出席した。沖田部会長は冒頭、5月のG7広島サミットに関連し、当会としても交通量抑制などに協力する姿勢を確認。「訪れる各国の方々には、広島の魅力を楽しんでもらうとともに、被爆の実相に触れて平和への思いを強くし、未来への希望に繋げる機会としてほしい」と挨拶した。この後、谷口康雄事務局長が3月の活動と4月以降の予定、会員異動の状況を報告。続いて、5年度常任幹事・幹事候補者(新任)、4年度収支決算(見込み)と5年度収支予算(案)の説明があり、いずれもこの案で幹事会に示すことを了承した。