ひとづくり委員会(川妻委員長)では、2月22日、広島修道大学と連携協力しながら、同大学学生1・2年生10名が同友会会員企業3社を巡る、第2回目の「企業見学バスツアー」を実施した。
見学した企業は、「ひとづくり委員会」による事前アンケートで受け入れを承諾した、呉市内に本社を置く「株式会社こっこー」、「堀口海運株式会社」、「株式会社三宅本店」の3社で、同ツアーには、ひとづくり委員会から川妻委員長、香川副委員長(交流部会長)が参加し、同大学キャリアセンターからは3名が引率・添乗した。
「こっこー株式会社」見学では、東広島市黒瀬町にある広島加工センターを訪問。
見学にあたり、川妻委員長が「企業見学の機会を設けていただいた企業にお礼を述べると共に、学生たちには地元企業に対する認識や視野を広げてほしい。企業で働くということの大変さなども学びとってもらいたい」と挨拶。
その後、担当者から資料により説明を受けた。
その資料は分かりやすく好評で、企業概要を把握した上での、ヘルメットに手袋をつけての現場巡りは効果的であった。
また、今後の就職活動に向けて必要なこと、求める人材・社会人についての話しは大いに参考になった。
「堀口海運株式会社」では、まず呉市宝町にある事務所において企業の概要について説明を受け、現場となっている川原石南埠頭事業所へと向かった。
学生たちは、巨大なクレーンや大型船の停泊するスケールの大きな光景に驚いた。
また、同社での説明や現場への同行には広島修道大学の卒業生があたり、「なぜこの会社を選んだか」ということについての話もあるなど、心憎い配慮に暖かな企業風土が感じられた。
日本酒の千福でおなじみの「株式会社三宅本店」では、酒工房「せせらぎホール」にて企業説明DVDを視聴し、ガラス張りの見学コースを回った。
その後の企業側とのミーティングでは、企業側から、参加した学生一人ひとりに質問が投げかけられたが、学生たちは丁寧に応えていた。
第2回「企業見学バスツアー」に参加した学生たちからは、「直接企業を訪問することで、各企業の特徴や経営や製品作りに対する姿勢、あるいは各企業の雰囲気を間近に感じることができた」。
今後の就職先の選択に際しても、「企業見学バスツアーは有意義な機会になった」との声も聞かれた。