2月29日、タイの衛星テレビ制作チーム一行が中小企業基盤整備機構中国本部職員とともに広島を訪れたことにより、広島経済同友会は広島商工会議所で再会と歓迎を込めて意見交換会を開催した。
同テレビ制作チームとは、昨年の10月25日から31日にかけて実施した広島経済同友会による「タイ・シンガポール経済視察団」が、バンコクで意見交換の晩餐会を行なったことがご縁となったもので、広島経済同友会からは、森信代表幹事、北村国際委委員会委員長はじめ有志が参加した。
会合にあたり森信代表幹事は、昨年実施した経済視察団での現地交流について謝意を示すと共に、タイの衛星放送で広島が紹介をされたことについて、「おかげでインバウンド効果があらわれているのでは」と挨拶した。
その後の意見交換では、昨年12月のアメリカの金利引き上げによるタイ経済への影響やわが国のマイナス金利による影響などについて、それぞれ質疑応答をおこなった。
メンバーの中には、前保健相や前教育相もおられ、かつて就航実績のある広島とバンコクとの直行便について、その必要性やビジネス・レジャー等への一定の効果などを確認すると共に、早い時期での実現について双方意見の一致をみた。
終始和やかな雰囲気の中で会合は終了し、一行は下関へと向かわれた。