「外国人留学生との交流会」開催

国際委員会(委員長 北村浩司)は、3月25日、外国人留学生支援の一環として、ひろしま国際センター(会長 森信秀樹広島経済同友会代表幹事)との共催で、広島県内の大学に学ぶ外国人留学生と広島経済同友会会員との交流会を開催した。

留学生に県内企業への理解を深めてもらい、あわせて定着促進等を視野に交流していくことをねらいとしたもので、留学生が16名、同友会会員が26名、ひろしま国際センター関係者が8名、総勢50名が参加した。

第1部の幕開けにあたり主催者を代表して、森信代表幹事がひろしま国際センター会長の立場で「留学生の皆さんには広島の企業を知っていただき、広島を楽しんで将来は自国との架け橋になっていただきたい。同友会会員の皆さんには国際交流の良いきっかけになればと思っている。今日の一日を有意義なものにしてほしい」と述べた。

森信会長のご挨拶
安田祥行センター長

続いて、広島県留学生活躍支援センターの安田祥行センター長が「同友会企業の皆さんには、留学生の奨学金などの支援に感謝している。今日は留学生のナマの姿を見ていただき、企業のPRもしっかりしていただきたい。交流会にはオンリーワン・ナンバーワン企業の方々も出席しているので、留学生の皆さんは交流を深めながら、よく知るとともに就職活動の参考にもしてください」と挨拶し、交流会はスタートした。

その後の留学生採用企業の事例紹介としては、三島食品株式会社の野口英善取締役管理本部長が、中国大連市への進出にあたって学んだことや留学生採用の考え方、あるいは入社している留学生社員からの体験報告を行なった。

第2部の懇親会の開会にあたり、広島経済同友会国際委員会の北村浩司委員長が「留学生の皆さんはこれから帰国したり、他の場所で就職したりすると思いますが、広島とのご縁が続いて行けばありがたい。そのためにも、今日の時間を存分に活かしていただきたい」と挨拶。

続いて、中国からの留学生が多いということから中国語で乾杯の音頭をとり、留学生から拍手と笑顔がこぼれる中で懇親会はスタートした。

また、留学生一人ずつが2分間の自己紹介を実施するなど、始終和やかな交流が繰り広げられた。

北村国際委員長