7月19日、広島地区同友会会員を対象とした「夏季例会」を、広島市中区の「ひろしま美術館」の閉館後を借りて開催。
森信・池田両代表幹事をはじめ、会員とその家族を含め64名が参加した。
学芸員による解説を交えながら名画を鑑賞した後、広島交響楽団による弦楽四重奏を楽しみ、美術館中庭で開いたガーデンパーティーで交流を深めた。
「ひろしま美術館」が所蔵する名画と特別展「よりぬき長谷川町子展」を鑑賞した後、森信代表幹事が、“愛とやすらぎのために”をテーマとする「ひろしま美術館」の成り立ちなどについて紹介。
続いて「本年10月28日に広島市で開催する『西日本経済同友会会員合同懇談会』のエクスカーションでも、『名画鑑賞とクラッシックのしらべ』がありアンコールで観ていただきたい」。
「世界に誇る名画に続いてプロによる弦楽四重奏に耳を傾け、ガーデンパーティーではカープ優勝の話題とともに美味しい料理をいただきながら、暑い夏を乗り切っていきましょう」と挨拶した。
広島交響楽団による弦楽四重奏にあたり、会員でもある広島交響楽協会理事長 金田幸三氏が挨拶に立ち、「広響は同友会の皆さんにご支援をいただき、次第に上手になってきているのではと自負している。
広島には世界に誇れる名画があるというお話しを聞いたが、広響も世界に誇れる日本の宝になれるよう技量を磨いていきたい」と抱負を述べるとともに、「これからも皆さん方の支援をお願いしたい。そして、今日は広響の宝とも言える4人による弦楽四重奏で、この夏の暑さを吹き飛ばして爽やかな気持ちになっていただきたい」と呼びかけた。
その後、第1ヴァイオリンは後藤絢子さん、第2ヴァイオリンは山根啓太郎さん、ヴィオラは永井啓子さん、チェロは染谷春菜さんの4人で演奏開始。
モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク~第1楽章」で始まり、エルガーの「朝の歌」やサロン風の会場にあわせてチャイコフスキー「くるみ割り人形」~花のワルツへと続いた。
梅雨明けが宣言されたことから「日本の夏」メドレーとして、「夏は来ぬ」「海」「浜辺の歌」の3曲メドレーも披露され、最後にいつでも笑顔を忘れないようにというメッセージを込めて、チャップリンの「Smile」で締めくくられた。
続いて全員が美術館中庭に移動。
池田代表幹事が挨拶に立ち、今秋に広島市で開催する「西日本経済同友会会員合同懇談会」への積極的参加を呼びかけ、恒例の乾杯の音頭を取りガーデンパーティーは幕を開けた。
参加者は自由に緑の芝生の上に設けられたテーブルを回りながら交流を深めあうと共に、ビール、ワインなどの飲み物と美味しい料理に舌鼓を打ちながら、暮れゆく夏のひと時を楽しんだ。