ものづくり委員会


ものづくり委員会は、今年度で10年目を迎える。これまでの9年間の活動を基盤に、他の組織・団体との連携をさらに深め、“広島をものづくりで元気にする”ことを目指す。

昨今の広島地場企業が直面している労働人口減少・流出の環境の下、当委員会では、人と人、企業と企業のつながりをサプライチェーンの軸で実現させる。そして開発・生産・物流全般で「まるで一つの企業のようにつながり」、高い付加価値の商品を開発、高品質と高効率でものを造り、流通させ、販売する、といった地元広島の魅力的な『しごとづくり』の実現に向けて取り組む。

昨年度より継続するスローガン「持続可能な都市(まち)を目指して~50年後の未来へつなぐ~」の下、当委員会の全会員、フェローがこの「あるべき姿」に向けてステップアップすることを活動の基本姿勢とする。

委員会活動では、会員様が日頃から興味を持ち、気にかけているトピックについて、卓話の企画や体験会を開催、会員同士のシーズとニーズのマッチングとコミュニケーションの強化を図り、ご所属の企業を元気にする取り組みに繋げる。ひとづくりの実践塾では、「現場マネジメント実践塾」、「デジタルものづくり塾」、および「現場デジタル活用実践塾」の3本柱を継続・運営し人材を育てていく。

これらの活動を通じて、中小企業経営者が必要とする支援として以下の4項目に重点を置き、仕組みづくりと人づくりを推進する。

活動の進め方については、これまでの経験を活かし、オンライン会議の利点を継続しつつも、絆を深める対面での対話を重視し、それぞれの長所を生かしたハイブリッド運営を行う。これにより、活動への参加者拡大とコミュニケーションを活性化させ、活動成果の確実な刈り取りや満足度向上を目指す。

(1)ネットワークづくり

企業の枠を超えた共通の課題に取り組む活動をブラッシュアップし、各メンバーが繋がる相互研鑽の場として進化させる。会員が直面する課題の解決に繋がるヒントの共有を定期的な委員会にて行い、会員同士で新たな気づきを得る。

(2)現場革新力の向上

昨年度リニューアル開講した「現場マネジメント実践塾」を継続し、ものづくり企業のみならず、営業・サービス・医療などあらゆる現場を持つ企業に、気軽に参加頂けるよう、ものづくり現場から得た気づきや活動成果をアピールする。異業種企業間で、相互の強みや独自性を全員参加で磨き、マネジメントの革新力を高めるとともに、経営トップの意識改革を図る。

(3)技術力(デジタル技術)の手の内化

ひろしまデジタルイノベーションセンターと協働し「デジタルものづくり塾」を継続する。プレス金型、樹脂金型、鋳造の成型領域並びに、製造加工領域のロボット検証講座を含め、中核企業のアドバイザーと二人三脚で課題解決プロセスを実践し、現地でのやり直しが発生しない環境構築を進める。
また、デジタル技術を活用し職場の効率化を狙う「現場デジタル活用実践塾」の4つのコンテンツ(マイコン、RPA、画像認識、BI)を継続・強化し、デジタル技術と収集データ及び、これまで使われていなかったデータを有効に活用し、業務プロセスが変革できるデジタル人材の育成を目指す。

(4)交流と賞賛の場

実践活動における優秀事例の発表および表彰の場をオンラインと対面で適切に組み合わせて運営し、参加者のモチベーション向上を図る。また、実践塾で獲得・実践したユースケースを委員会内で共有し、広島人材育成スキーム「ひとづくり」のウィニングサークルを回していく。