広島経済同友会の新たな活動テーマである「広島を“いかそう”~新時代への適応と持続的な発展を目指して~」に基づき、次の諸活動に積極的取組をおこなう。
(1)東広島の個性をいかした魅力あふれる東広島づくりを目指し、今年度はより観光客の目線
に立った調査研究を継続的に実施し、酒蔵ツーリズムの展開に向けた具体的なインフラや
環境の整備についての提言を策定すべく活動をおこなう。また、東広島市は「西条の酒蔵
施設群」の「重要伝統的建造物群保存地区」選定申請を目指して条例を制定し、専門家に
よる審議会を発足させたが、その議論の動向も見極めつつ、地域としての目指すべき方向
性を検討する。また、一般社団法人ディスカバー東広島(東広島DMO)とも連携を図り
つつ、東広島バイパスの開通による動線の変化も見ながら、道の駅「西条のん太の酒蔵」
を始めとした地域資源のブラッシュアップと新たな可能性の発見に努める。
(2)今年度は当支部が担当となる、広島中央・呉都市懇話会の8月開催を目指して準備を進め
る。また、本部企画行事(含む交流部会)や他支部開催の都市懇話会へ積極的に参加し、
会員相互の交流を深めるとともにネットワーク拡充に努める。
(3)地域事情や諸情勢に即した研修・講演・視察などを企画実施する。
(4)組織基盤を拡充すべく、会員の増強に努める。
それぞれのテーマについて調査研究を実施し、提言に結びつける。
(1)総務委員会 組織基盤拡充に向けた会員増強と他支部との連携強化
組織基盤拡充を目指し、将来を担う意欲ある若手経営者の入会を促進するとともに、女性経
営者の会員増強に引き続き取り組む。
8月の「広島中央・呉都市懇話会」をはじめ、他支部との積極的な交流を推進するなか、会
員相互のネットワークを拡充し交流を深める。
(2)まちづくり・観光委員会 観光振興の推進
「都心部と中山間地域をつなぐ」というテーマで、昨年度より広島経済同友会まちづくり委
員会(椋田委員長)が推進している意見交換会やシンポジウム(交流会)で出された課題や
提案に基づき、東広島の魅力を活用した賑わい創出につながるアクションプランを検討して
いく。
また、毎年ゴ-ルデンウイークに開催されている西条酒蔵通り「酒スイーツ展」のバックア
ップなど地域経済の活性化に寄与する。
(3)国際委員会 国際交流活動について
日本とASEAN諸国の経済交流が進み、広島においても経済・文化・観光など国際交流の促
進が期待されている。2023年度も引き続き本部活動とも連携しつつ、ASEAN諸国との交流
拡大を進めていく。
(4)ものづくり委員会 新たな時代における地元ものづくり企業の支援活動について
経済発展と社会的課題の解決を両立するSociety 5.0の実現に向けて、DX(デジタル・トラ
ンスフォーメーション)やGX(グリーン・トランスフォーメション)の推進など、ものづ
くり企業を取り巻く環境は、ますます複雑化・高度化している。
2023年度は、広島中央地域のものづくり業界の生産性向上や新製品・サービス開発の支
援につながるよう、会員相互の交流や講演会、視察等を実施する。