ダイバーシティ委員会では、これまでの事業内容や役割を踏まえ、スローガン「持続可能な都市を目指して~50年後の未来へつなぐ~」に基づき、ダイバーシティの意味を確認しつつ、社会全体の幸福度向上に貢献する事業を計画する。多くの会社で、多様性のある人財にとって働きやすい環境整備がなされ、魅力ある広島の実現に向けた取り組みを進める。
そのためには社会を構成する多くの人々がそれぞれの「違い」を理解し、尊重し合うことで、共生社会を目指すことが重要である。テーマとして「障がい」「年齢(世代)」「性別」「国籍」の4つを掲げ、具体的な取り組みを通じて多様性の理解を深め、多様なバックグラウンドを持つ人々が共生できる社会を築くことに貢献する。また、私たちの目指す「誰もが暮らしやすく、輝ける魅力ある広島」を実現するために、広島県(移住フェア)・各大学や同友会各委員会との連携するなかで、具体的な実施方法について検討をおこない、社会全体の幸福度向上に寄与していきたい。
(1)広島県地域力創造課との連携
障がい者雇用を行っている企業や訓練施設の訪問を実施し、実際の取り組みを学ぶと
ともに、障がい者の雇用環境整備の必要性を理解する。
(2)年齢(世代)に関する取り組み
若い世代を積極的に登用し成果を出している企業を訪問し、その事例を若手リーダー
の育成や、地域における若者の定住促進に生かす方策を整理するとともに、定年前後
世代の雇用環境についても考察する。
(3)性別に関する取り組み
子育て世代や女性が生き生きと働いている職場を訪問し、働きやすい環境の実例を学
び、さらに企業における育児支援や男女平等の推進に関する取り組みについても検討
する。
(4)国籍に関する取り組み
国籍の多様性を尊重し、外国籍の方々が広島で働きやすい環境を整えるための施策検
討を目的に、まずは外国人が多く働く企業や施設を訪問し、実際の雇用環境を理解す
る。