ウェルビーイング推進委員会


新常態適応委員会から改編された当委員会は、“心も体も、社会とのつながりも良い状態”である「ウェルビーイング」を広島県全体で重視し、企業活動と県民の暮らしの双方の視点から、誰もが幸福に暮らせる持続可能な都市の実現を目指して活動を行っている。

昨年度は、県内におけるウェルビーイングの取り組みが十分に浸透していない現状を踏まえ、有識者による卓話や先進地である富山県への視察を通じて、委員会としての共通認識を醸成し、理解を深めることに注力してきた。

こうした調査・議論を通じて、企業が社員のウェルビーイングにつながる取り組みを進めることで、生産性や業績の向上、人材定着による働き手不足の緩和といった効果が期待できることが明らかになった。また、行政が旗振り役として推奨することで県民の認知が高まり、取り組む企業にとっても評価や共感を得られる環境が生まれる可能性が見えてきた。

今年度は、これまでの取り組みを踏まえ、「広島ならではの幸福感」の選定に向けて、地域で働き暮らす人々の幸福度の向上を、企業経営と地域づくりの共通の土台と位置づけたうえで、企業経営のテーマとして整理し、実装と提言につなげるフェーズへと進んでいく。理念にとどめることなく、現場の行動や経営判断に活かす視点から捉え直し、広島県のビジョンとも連携しながら、地域と企業の持続的な発展につながる実効性ある活動へと昇華させていく。


 (1)実態把握
    当会会員を中心に、県内企業におけるウェルビーイングの取り組み状況を調査する。
 (2)価値観の共有
    県内企業の好事例を絞り込みと、県外企業についても調査を継続し、知見の共有を図る。
 (3)経営への落とし込み(働き方改革や健康経営など)
     社員のウェルビーイングにつながる好循環について言語化を行う。
    (経営者の意識醸成→経営判断の変化→社員の幸福度の向上→企業業績の向上)
 (4)報告書作成
 (1)~(3)の取り組みを踏まえ、活動内容および成果を報告書に取りまとめる