まちづくり委員会


まちづくり委員会は、広島経済同友会の基本方針である、「しごと」が生まれ、「ひと」が集い、「まち」が活性化する好循環を、広島県全域を視野に入れた「まちづくり」の観点から推進するための活動を行っている。

これまでの「まちづくり」は、それぞれの地域での環境、課題等の相違から、「都心部」や「中山間地域」といった各々の「まち(地域)」で、議論や検討がなされてきた。

そのため、「中山間地域」においては、 人口減少や高齢化の進展などから、多くの地域で、まちの活性化のための様々な検討や取組みが行われているものの、他地域との連携も少なく、その効果は限定的である。また、「都心部」においても老朽化した建物の更新や外国人観光客をはじめとした来訪者の増加など部分部分で活性化のための動きが見受けられるが、その波及効果も限定的で、広島県の成長エンジンとしての役割を果たせていない。

そこで、当委員会では、「都心部」と「中山間地域」を一連(連携、共存)のものと考え、「都心部」と「中山間地域」を繋ぐという視点から、「都心部」と「中山間地域」の課題や賑わいづくりの方向性など卓話や視察会を通じて知見を広げる活動を行ってきた。

また、昨年度は、7月5日からの大雨により甚大な豪雨災害(西日本豪雨災害)が発生した。いたるところで土砂崩れや河川が氾濫し、残念ながら非常に多くの方々が被災され、生活・交通インフラも寸断してしまった姿は、改めて「まちづくり」について考えさせられるものであり、一日も早い復旧、復興、さらには今後の防災に強いまちづくりの一助となることを願い、緊急提言を行った。

今年度も賑わいづくりという観点に加え、災害の多発や人口減少・高齢化の進展といった環境の変化を踏まえ、これから必要となる「まちづくり」について議論を重ね、タイムリーな提言を行っていく。