観光振興委員会は、観光振興を通じた地域活性化に向けて、広島の地域資源を活用した交流人口・観光消費額の拡大などの諸方策を検討し、提言を行っている。
令和6~7年度は、MICEをテーマに取り上げ、広島県におけるMICEの実態や全国の先進的な取り組みなどについて調査するとともに、その推進における課題などについて検討し、地域の活性化に資する広島らしいMICEの確立に向けた諸方策について提言を行った。
令和8年度は、広島経済同友会の活動テーマ「持続可能な都市(まち)を目指して~50年後の未来へつなぐ~」のもと、“持続可能な地域社会の実現に向けた取組を一層前進させる”べく、観光振興を通じた地域活性化と持続可能性向上について検討する。
広島県では人口減少と少子高齢化が一段と進み、地域の持続性が懸念される中、観光振興は地域活性化の切り札として期待されている。一方、観光客の訪問は著名な観光地に集中するとともに、通過型観光にとどまっていることなどが課題としてあげられる。このため、山間部・島しょ部への誘客、滞在期間の拡大などを通じた観光波及効果の地域全体への還元や、観光客増加に対応した環境保全と地域振興の両立が求められている。
そこで、“自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のあり方”である「エコツーリズム」をテーマに取り上げ、2007年のエコツーリズム推進法制定以降の全国の先進的な取り組みや、広島県における現状と課題などについて調査したうえで、広島が誇る里山・里海の自然・歴史・文化的資源を持続的に活用し地域の活性化を図る、広島の魅力を活かした多様なエコツーリズムの推進に向けた諸方策について検討・提言を行う。
委員会の活動にあたっては、令和8年度の基本方針を踏まえて、“「オール広島」での連携と共創を一層強め”、“地域資源をいかした魅力ある都市・地域空間の形成”に向けて、 “まちづくり”、“文化振興”などにも寄与する取り組みを各支部等と連携して進めていく。