少子高齢化対策委員会は、人口回復委員会を発展的に見直し、昨年度発足したものである。広島県の人口減少、少子高齢化を抑制し、地域の活力を持続的なものにしていくため、次の基本方針を定め、行動実践活動に取り組んできた。
・しごとをつくること、子どもを増やすこと、人口流出を抑えること、若者・高齢者等の人口流入を促進すること
・産・学・官連携のもと、地域全体で取り組んでいくこと、そのため緊急かつ長期的な対策として取り組むこと
・同友会として、地域の企業の取組みを牽引していくこと
今年度もこの基本方針のもと、以下の三つの対策を柱とした諸施策を継続的に展開していくとともに、卓話・視察等を通じて調査・研究を進めていき、提言につなげていく。
①広島県主催の定住イベントへの協力
②UIJターン希望者雇用マッチングシステムの活用拡大
③ひろしま暮らしサポートセンターとの連携強化
④企業求人情報の収集
①新卒者向け就職ポータルサイト(メッシュヒロシマ)の活用拡大
②広島修道大学との連携施策の推進
③広島県雇用労働政策課との連携強化
・第二新卒者の就職支援
・県外大学生のUIJターンの就職促進施策への協力
①広島経済同友会企業間交流Withこいのわプロジェクト(婚活イベント)の開催
②イクボス啓発活動の推進
③調査・研究活動の推進
・子育て中の方を対象としたアンケートの実施
・卓話・視察
なお、高齢化対策として、検討を進めてきた「高齢者ニーズへのコーディネートサービスシステム」については、昨年度一定の検討結果を得ることができたため、委員会としての活動は終えることとする。